2004年10月17日

スプラッシュ イベント 25時間耐久ゲーム

※過去歴からの転載のため画像落ちです。当時のテキストのみでどうぞ。
ネタ的書き方をしていたり、第三者的であったり、画像がないと判らない部位も多々ありますが、笑って飛ばしてくだしあ。


<2004年 10月16~17日 スプラッシュ・イベント 25時間耐久ゲーム

           この話は、ある従軍カメラマンの手記により、この話は始まる。


\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

<10月14日>
私は数日後に迫った連合軍の一斉攻撃に参加するため、装備の調達を行っている。
前回の戦闘の時はアバラ骨にヒビが入り、お世辞にも体調がよくない状態で参加した作戦に、
今回の作戦では、体調・装備を整え万全の体制で参戦できるだろう。


<現地時間 10月16日 現地時間:1500時>
召集場所に向かう途中で、連合軍の狙撃チームに出会う。
こちらの写真撮影の申し出にも、反応する事なく、「良い」とも「だめ」とも言わずに、
傍らを通り過ぎようとしていたので勝手に撮影した。
スナイパー3人を基本とする混成チームだった。





<10月16日 現地時間:1600時>
「戦闘開始」の合図と共に、各所で起こる発砲音を聞きながら、
単騎行動で迂回ルートを侵攻開始した。
敵にも味方にも見つからない様、最新の注意を払って進軍。


<10月16日 現地時間:1700時>
最前線で友軍と合流した。

アンブッシュの最中だったようだ。
この写真を撮影した直後から、撮影する間も無く戦闘が繰り返されてゆく。。。

<10月16日 現時時間:1900時>
繰り返されるゲリラ軍の猛攻に部隊は分断されて友軍とはぐれた私は、茂みに潜み息を殺す。
途切れ途切れに入る無線機の音声に耳を傾けるが、内容を把握するほどの有用受信をできない。
どうやらだいぶ距離が離れてしまったようだ。

時折、眼前を敵軍数人の部隊を組んで進んでゆくがこちらに気がつくことは無い。
ここで私の居場所がばれてしまったら、その後どうなってしまうのであろう?
捕虜となり生きる術は知らない。

<10月16日 現地時間:2000時>
連合軍の劣勢で銃声が徐々に遠のき戦線が少し移動したようだ。

しかし、私のごく間近を足早に駆け抜けるゲリラ軍の兵士の数は減らない。
戦線から取り残され、周囲がゲリラ軍兵士しかいない状況だったが、私は不意に空腹を覚え装備を傍らに下ろした。

装備しているバックパックから携帯用の飲食料を取り出して周囲を警戒しながら食事をした。
食後にタバコを吸う。
周囲へ光が漏れない様に、タバコの火を手で隠すが明らかに漏れるため、
首に巻いていた厚手のタオルを使い、タバコの光を隠す様に囲いながら煙をくゆらせている。

この手記もいつまで書けるのだろうか、、、

<10月16日 現地時間:2100時>
戦闘が一区切りついた頃、自軍陣地へ帰還した。

ふいに空腹を覚えて食事をする事にした。
友軍の友人が好意で分けてくれた「自衛○」のレーション。

鶏ご飯にハンバーグ、ウィンナー、たくあん等。
以前食した米軍のレーションとは大違い!
旨いのなんのって!
共通事項といえば、「量がトンでもなく多い!」という事ですな。
米なんかは、一缶(一人前)で2合くらいあるんぢゃないかな?


腹も一杯になり、再出撃をした。
今度は第2小隊について行く事にした。

小隊と共に最前線へ向けて侵攻を開始。
途中、所々で上がる銃声に耳を傾けながらも進み続ける。

途中、観測手をしていた「あ~る」氏から無線が入電する。
「前線、林道上部から攻撃目標変更!茶屋後部へ戦線移行!」

実に的確に状況が無線に入ってくる。

第2小隊は戦線を避けつつ、少し回り込み気味に侵攻をする。
戦端を越えて少し進んだ所で相手のアンブッシュにあった。
チームの大多数を失いながらもコレを撃破し再侵攻する。

いくつもの戦闘を繰り返している内に、、、
チームとはぐれた!!
完全に孤立し、周囲には友軍は見当たらない。
しかし私は「更に奥地を見てみたい!」という記者魂にかられ更に単独進入する事を決意する。

<10月16日 現地時間:2130時>
相手の真っ只中で独り。
周囲に味方はいない。

不意に相手チームメンバーが近くの大木を遮蔽物に身を潜めた。
私に気がついている様子は“まだ”無い。

カメラを構えて撮影撮影を開始した。
ソレが、相手チームの「オオカミ」氏だという事に気が付いたのは数回のシャッターを切った後だった。



<10月16日 現地時間:2200時>
この時刻をもって連合軍、ゲリラ軍、共に自軍拠点を移動した。
移動によって、新たな環境を手に入れて、両軍とも士気が上がった様子だ。
士気上昇により劣勢だった友軍がゲリラ軍を押し戻しつつある。

<10月16日 現地時間:2400時>
夜露が降り始め、静寂に包まれた森。
よもや、幼少の頃に行ったキャンプを思い出す。
時折聞こえる銃弾の音に、戦場に身をおく自分に我帰る。

どれほどの時間が過ぎた時だろうか?
静まりかえる森中に「刻のコエ」が響きゲリラ軍が突撃をしてくる!

本軍と距離を置いていた私の無線機には友軍からの悲痛な援軍要請が入ってくるが、
現状で救援に向かえる部隊は皆無だった。

彼らが無事なことを祈るしか出来ない自分に苛立ちを覚えた。

<10月17日 現地時間:0200時>
事態は最悪だ。
自軍拠点付近まで戦線が押されている。
いよいよ私もカメラを置いて銃を取る時が近づいて来ていると自覚した。
傍らには自動小銃がある。

周囲は漆黒の闇。
目の前にかざした自分の手のひらさえ認識できない程深い闇。。。。
時折差し込む月明かりで、どうにか周囲が認識できる。
私は木にもたれかかり、闇を見つめる。

その時だった!!
不意に私の30センチ程の場所に人がしゃがみこんだ。
どうやら私の存在に気がついていないようだ。
身動きをせずに息を殺して木と同化して相手の様子を伺う。

5分ほど経過した頃だろうか?
月明かりが差し込み、「ソレ」が友軍の現地案内人の「トム氏」だと気がつく。
私は彼の肩に手を差し伸べた。
「うおぉぉお~~~っ!!」
彼の叫び驚きの叫びは闇に響くコダマとなり、闇に消えた。。

不意に発した彼の声に私も驚いた。
どうやら、まったく私の存在に気がついていなかったようだ。

<10月17日 現地時間:0300時>
眠気に負けつつある私は、真の闇の中に幻覚を見始めた。
チラチラと動く木の影におびえ、友軍の認識マーカーが闇の中、宙に浮かんで見える。
しかし一度視線を切ると認識マーカーは消えうせ、目の前には真っ黒な闇だけが佇んでいる。
「相手チームのマーカーが見えた!」よぅな気がして銃を構えサイティングすると消え失せてしまっていて、、、
ある人物が言っていた。
「人間は疲れすぎると闇に幻覚を見る」と。。。



拠点に戻り、仮眠を取る事を決意する。

フラフラと拠点に戻る途中、友軍のピエール氏と遭遇し、会話をしたようだが記憶が無い。
かなり危険な状態だったようだ。
友軍に撃たれなかったのは救いだな。

<10月17日 現地時間:0400時>
自軍で横になり眠っている間に、ゲリラ軍の猛攻に拠点侵入まで許してしまったようだ。
この間、私は頭上を飛び交う銃弾に目覚める事無く眠り続けた。

<10月17日 現地時間:0500時>
あまりの寒さに目覚める。
周囲は相変わらず暗い。
私が眠っている間に、連合軍は戦線の押し返しに成功していた。
再び襲う眠気に勝てず、深い眠りに落ちてゆく。
<10月17日 現地時間:0600時>
朝もやがかかり、やや暗い中起床。
しかし、芯まで冷え切った身体は言うことを聞かない。
動かない関節を暖めるために、場火にあたり暖を取る。
人間の間接は、冷え切ると動きが悪くなるようだ。

<10月17日 現地時間:0800時>
自軍拠点を守るために、「あ~る」氏と共に行動を共にする。
幾度となく攻め込んでくるゲリラ軍を追い返し、潜伏ポイントを移動することにした。

私はL96を背に担ぎ登木をする事にした。
写真は樹上にて撮った一枚だ。



<10月17日 現地時間:1100時>
潜伏ポイント移動のため、樹上から降り、「あ~る」氏の潜むポイントへ移動。
彼との無線更新が途絶えてから1時間ほど経っている。

ポイントへ到着すると、、、
「あ~る」氏は彼の愛銃L96を傍らに置いたまま、仰向けに倒れていた!!
私は叫びながら近づく。
彼のそばに座り込み身体をゆする。

「あ~る!あ~る!!!あ~る・・・」

何度と無く彼の名を呼ぶと。。。
「ん~、あ~すまん、眠っていたよ♪」
あ~、驚いた。(* ̄ ̄ ̄ー ̄ ̄ ̄)フッ

<10月17日 現地時間:1200時>
徐々に押され始めた戦線に、私も銃を持つことにした。

数度の戦闘を繰り返し最前線へ辿り着くと、
そこは地獄絵図だった。
味方は数名しか残っていない上に見通しがよくて、様子を見ようと顔を半分出すと雨アラレと打ち込まれる。。。


しかし、見通しが良いおかげか?少ない射線を見つけて正確な射撃で相手を牽制している「かめ」氏の奮戦の結果、
味方数名で、この場所を突破させないで持ち応える事ができているのは不幸中の幸いだ。
本部に無線を入れると、本部に張り付いていた「白いおとうと」氏が情報をまとめて的確に指示を出してくれる。

<10月17日 現地時間:1300時>
自軍陣地に配給が届く。
なんと「トン汁」だ~っ!!!
暖かい食べ物に一時の安息を与えてくれたのは「かめ兄」氏
今回の戦闘では炊き出し係りに徹してくれた彼の功績は計り知れない。
また、状況判断の正確さでは抜きん出た感がある。
彼の無線は、正確かつ的確だ。


しか~し!!
私の知らない(気が付かない?)ところでこっそりと炊き出しされていたメニューを聞き、
食べ損ねた私は、、、

次回は「私にだけは!」ちゃぁあ~んと連絡入れてね♪


<10月17日 現地時間:1600時>
この時間をもって、今回の戦闘は中止された。

連合軍はまたしてもゲリラ軍に「負け」を喫した。
次回までには、連合の錬度を更に上げる必要があるな。

各所より召集された戦士たちは、再び自らの地域へと散って行く。

撤収間近に最後の撮影をした。




次回も彼らと一緒に戦える事を切に願い、今回の戦闘日誌の締めくくりとする。


おわり




同じカテゴリー(ゲーム)の記事
 耐久ゲームについてアレコレ (2018-01-14 19:40)
 スプラッシュ イベント 26時間耐久ゲーム (2006-06-05 00:00)
 スプラッシュ企画 24時間 耐久 BigGame (2004-04-18 00:00)

Posted by tawbow at 00:00│Comments(0)ゲーム
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。